奈良へ阿修羅像を見てきました。

奈良へ阿修羅像を見てきました。

2月の下旬に仕事で奈良に行ったおりに見学してきました。

観光シーズンではないので、比較的、ゆっくりと仏像見学ができました。
と言っても、ラッキーなことに団体客らが訪れる『間』の時間に居合わせただけですが。


京都が有名な寺社がたくさんあるので、
仏教と言えば京都とゆう印象をお持ちの方も多いでしょうが、
日本の仏教の始まりは奈良です。

古墳群だけではないですよ。
仏教芸術の1つである『仏像』
中でも、やはり一際目を引くのは今回メインで見てきた『阿修羅像』
少年とも少女とも思える中性的な姿と、
大人にも童子にも見える阿修羅像。
古くは鬼であり悪神であったとする宗教もあるそう・・・
優しげな面差しからは想像つかないが、
実はとても戦闘的な気性の荒い性格とも言われているそう。
まぁ、阿修羅については諸説様々で、
そのことだけを考えても、それだけ人を引きつける仏であると言えますね。
実際、興福寺国宝館に鎮座されていた『阿修羅像』には、
目も心も奪われる感じです。
造形の美しさ以前に、人とは違う者、神とも仏とも言えない者の生を発しているような、
そんななんとも言えない迫力がありました。