可愛いかろうとも野生動物。 Σ( ̄ロ ̄|||)

可愛いかろうとも野生動物。 Σ( ̄ロ ̄|||)

『田舎のネズミと都会のネズミ』
イソップ物語に出てくるお話しです。
お話に興味のある方は検索してみて下さい。
簡単に言うと、生活環境の違いによる価値観の違いとゆうものを
表現しているのかなって感じの話です。
田舎のネズミは都会での暮らしが性に合わないと言って、
結局は元いた田舎に戻って行きます。

さて現在、外来種の増加や自然災害・異常気象、山野の崩壊等、
様々な理由から野生動物の生活環境が脅かされ、
続々と街中に野生動物が侵入してきてます。
(いや、もしかすると人間の方が領域侵犯してるのかも・・・
イソップ物語に出てくるネズミと違い、
柔軟に環境に適応し、世代交代を続けています。
ネズミもイタチも人の寿命の1/10ないし1/20以下の寿命しかないのに、
下手すると一つの市の人口の半分よりも多く生息してるのでは・・・
と疑いたくなるくらい依頼件数の多い市もあります。

もはや田舎のネズミも適応し都会のネズミになり、
都会のネズミも労せず、手軽に餌を手にできるようになっているようです。


これはイタチカゴに、たまたま捕まったテン。
イタチよりも身体も大きく力が強いので、
本来なら、このカゴなんかものともしません。
実際、カゴが大きく飛ばされていたこともありました。
これより後の捕獲では、違うカゴでの捕獲でした。

この最初に捕まったテンは大人しかった。
でも重い・・・

『可愛い姿に騙されるな!!!』
現在、日本に生息している野生動物達の為にも、
『境』は守りましょう。
彼らは結局、野生動物なんですから・・・